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武田歯科医院

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2009年05月20日 歯間乳頭を保存するための切開  その4

「チタン強化膜を用いたヒト骨内欠損の歯周組織再生療法についての比較臨床試験」

Periodontal Regeneration of Human Intrabony Defects with Titanium Reinforced Membranes~A Controlled Clinical Trial~

Cortellini P, Prato GP, Tonetti MS
J Periodontol 66(9) 1995 797-803

本研究における材料と方法です。
被検者は、45名の初期治療が終了した患者様(男性 21名、女性 24名、 年齢:25~61(平均42.8±8.9)歳)に対して行いました。ここでいう初期治療終了した患者様とは、ブラッシング指導やある程度歯石を除去した状態で、歯肉に表面的な炎症症状がみられなくなった患者様であると超解釈します。

対象とした歯は、切歯 17歯、犬歯 13歯、小臼歯 7歯、大臼歯 8歯とのことです。まぁ、これは行った結果を分けたのだと思うのですが、違っていたらすいません。骨欠損が歯間部に限局しており、根分岐部病変がない歯を選択したとのこと。

術式別に3群に分類してそれぞれを比較したとのこと。
1.改良型歯間乳頭保存切開 + titanium reinforced(TR)膜
2.歯槽頂切開 + 従来型ePTFE膜(チタンで補強されていない膜)
3.改良型Widmanフラップ

ここでいう改良型歯間乳頭保存切開とは、歯間乳頭より頬側で切開する方法。歯槽頂切開とは歯間乳頭のど真ん中に切開を入れる方法。改良型Widmanフラップとは歯間乳頭のど真ん中に切開を入れるとかというレベルではなく、歯周ポケットを積極的に切除する方法(あ、これも説明必要ですね)です。

歯周病の原因のひとつである歯石を除去しても、歯肉が下がらず相変わらず歯と歯肉の間にプラークが溜まってしまい、再び歯周病を発症するリスクがある場合があります。歯と歯肉の間の深さを約3mmくらい(歯ブラシの毛先が入る程度)に調節したいときに、歯肉を切除する手術法(切開法)として考案されたのが改良型Widmanフラップ術です。

ちなみに改良型歯間乳頭保存切開による縫合方法として、本論文では水平マットレス縫合と単純縫合を併用しております。各々の縫合方法については患者様側はあまり必要のない知識ではあるのですが、要は通常の縫合法よりも1種類多いので時間がかかると思ってください。
私はこの場合、改良型マットレス縫合を行う時があります(使用する針糸の太さや種類によっても変えていますし)。

この医院を開設して丸1年になるわけなのですが、なんだかんだ言ってもムシバを主訴とする患者様は多くいらっしゃいます。この論文の解説を終えたら趣向を変えてムシバの解説をしようかなと考えております。

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