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2009年05月07日 エナメルマトリックスデリバティブ その8

「エナメルマトリックスデリバティブ、アメロジェニン、 および血小板由来成長因子-BBに対する ヒト歯周線維芽細胞の応答 」

Human Periodontal Fibroblast Response to Enamel Matrix Derivative, Amelogenin, and Platelet-Derived Growth Factor-BB

Chong CH, Carnes DL, Moritz AJ, Oates T, Ryu OH,§Simmer J and Cochran DL
Journal of Periodontology, 2006, 77, 1242-1252

その7で材料と方法を説明し終えたと思ったのですが、使用した細胞に対する説明がまだ残っていました。使用した細胞は、患者様から親知らずを抜歯した際に一緒にくっついてくる歯根膜という、歯の根っこと骨との間に介在するクッションの役割をする線維性の組織を構成する細胞です。ただし、この細胞は正確には細胞群とでも呼ぶべきもので、単一の細胞ではありません。おおざっぱに言うと、いろんな種類の細胞が含まれているといわれています。ですので、歯根膜から取ってきた細胞群を培養して、いろいろな反応を見ても、どの細胞がどういう反応しているのかという解釈がむずかしくなってしまいます。この細胞は、研究の種類によって、さまざまな工夫をして使用されています。

この論文では、これら歯根膜細胞をアルカリフォスファターゼという酵素の活性を測定し、最も高い測定値だったものと、最も低い測定値だったものと2群に分けて実験しました。

ここでいうアルカリフォスファターゼ活性は、骨型と呼ばれるもので、これまたとてもおおざっぱに説明しますと、骨芽細胞という細胞が骨を造る能力を知るために測定します(注! 一般の血液検査から測定するアルカリフォスファターゼとは意義が異なります)。

歯根膜細胞は骨芽細胞とイコールではありません。言い換えると、歯根膜細胞と一言でいっても、その細胞群の中には硬組織(骨など)を造る役割を担う細胞が混在していることになります。

次回、ようやく結果へと続きます。

新骨の科学

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